人生で一度も就職してないワケ

けいこ

潤弥さん、前から気になってたことがあるんですが…。

潤弥さんって1度も就職したことないんですよね?

山崎潤弥
そうだね。就職はしたことない。

学生の頃にアルバイトはしたことあるけどね。

 

けいこ

潤弥さんはサラリーマン家庭で育っているんですよね?

山崎潤弥
そうだよ。

 

けいこ

サラリーマン家庭で育ってきたのに、一度も就職しようと思わなかった理由が知りたいです。

 

とうじん
うんうん、知りたい!

 

山崎潤弥
あーーー、それはね、ひとつは学生時代にはじめたビジネスがうまくいって就職する必要がなかったのが1番大きんだけどね。

それとね、僕は美大卒なんだけど、

美大という特殊な環境で周りに就職活動している人もいなかったな。

 

とうじん
えwそうなんですね。
けいこ

環境ってすごい。

 

山崎潤弥
美大を目指す予備校に入ったあたりから、僕の人生で取り巻く環境がガラッと変わったんだよね。

 

とうじん
というと?

 

”恥ずかしい”という概念が無くなった

美大を目指して、予備校に通いはじめたら

まわりは個性的というか、周囲を気にしない、変わった人たちが多かった。

好きな人が2人できたから二股かけてますと堂々としている人とか

自動販売機の下にお金を落としたからと地べたに寝転んで拾っている人とか、

周りの目を気にしない、自分は自分

”恥ずかしい”という概念が無くなった瞬間だったね。

そんなことも”就職しない”理由になっていると思う。

好きなことで生きている集団の中に入ったのが大きいかな。

 

とうじん
なるほど。やはり環境ってすごいですね。
けいこ

潤弥さんは元々は常識的な人だったということ?(失礼)

山崎潤弥
そう。とっても常識的で

安定志向だったと思う。しっかり貯金もするタイプだったし。

とうじん

へー!安定志向だったんですね!?やっぱりその美大の環境に入ったことで色々変わっていたんですか?

山崎潤弥
そうだね。人は環境で変わるよね。

とうじん
美大にはなんで入ったんですか?
山崎潤弥

やりたいことがなかったから

消去法で決めて行ったら美大になったんだよ。

けいこ

な、なるほどw

美大に入って何になろうと思っていたんですか?

山崎潤弥

デザイナーかな。

美大に通っている途中で陶芸家もいいなと思いはじめたりしたよ。

けいこ

その道を目指さなくなったのはなんでですか?

 

山崎潤弥

職業じゃなくて暮らしそのものへの憧れが強かったというのが1番かな。

けいこ

というと?

生き方そのものに憧れた

そもそも陶芸家志望で美大に入ったんだけどね、

大学はいるのに奨学金借りていたから、陶芸家の弟子入りとかしながら

奨学金を返していくのは正直難しいと気づいたんだよね。

だからデザイナーという仕事も視野に入れた。

デザイナーで食べていくためには途中でデザイン会社の社長になるか

チラシみたいなデザインの仕事も引き受けていくか

そんな未来を聞いた時にどっちもなんか違うなって思ったんだよね。

それで今度は、有名な陶芸家の人にどんどん会いに行ってみたんだ。

 

とうじん

その頃からすごい行動力ですね。

 

山崎潤弥

それで飯食べている人に話聞くのが1番早いじゃん。どれくらいで食べれるようになったの?とかね。

とうじん

特殊な業界ですもんね。

山崎潤弥

そしたらすごい暮らしをしている人たちに出会った。

帯広に1000坪の土地を借りて、ブルドーザーで木を伐採しながら道も作り

その木で台所や寝床もアトリエも作り、そこで芸術活動をしていたりね。

まさに僕の憧れの暮らしなわけだ。

けいこ

すごい…

 

山崎潤弥

僕は大学に入る前から

20代で家を買い

結婚して子どもは2人

収入源は好きなことで

ということを漠然と思っていたんだよね。

キーワードは家族、お天気、縁側みたいな。

 

とうじん

すごいリアルに!

 

山崎潤弥

色んな陶芸家の人に会って、その暮らしを見て

気づいたことは

デザイナーや陶芸家になりたいんじゃなくて

そんな暮らしそのものに憧れているんだっていうこと。

だからどうしたらそんな暮らしができるか考えようと思ったわけだ。

それに気づいたから就職という選択にならなかったんだよね。

 

けいこ

学生でそれに気づいちゃったんですね。(驚)

 

山崎潤弥

そう。

そんな暮らしをしている人の中には

年金と退職金で移住してきたという人もいたから

やっぱりそんな選択肢しかないのかと思ったんだけど

ヒョンな出会いで、学生の頃に

”不労所得”の概念を知ることになったからね。

それがあれば、憧れの暮らしは実現できるってわかったんだよね。

 

とうじん

それを大学生で…。やっぱりすごい。

 

山崎潤弥

だから学生からビジネスに関わって

就職活動の頃には就職が必要ないくらいの収入があったんだよね。

 

けいこ

でもその後、紆余曲折で

ビジネスを変えたりしていると思うのですが

ダイレクトセリング、パチプロ、コンサル、塾など

その間にも1度も就職を考えたことはなかったんですか?

 

山崎潤弥

1度もなかったね。

 

とうじん

それは何でだと思いますか?

 

山崎潤弥

最初に関わったビジネスで

お金の稼ぎ方と使い方を覚えてしまったからかな。

 

とうじん

え!?それって!?
教えてください。

 

山崎潤弥

じゃぁ次回にその辺も話そうかな?

けいこ

気になる…。

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