【悩み相談】旦那が結婚前の約束を反故にしようとしています
いつも楽しそうでなんでもうまくいっていそうな山崎潤弥。
しかし、今では考えられないくらいのどん底も経験しました。
今回は、山崎潤弥の過去に何が起き、
そこからどのように復活を遂げたのか。
そこに至るまでの思考や行動、
周囲の方々の反応などを記します。
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【質問】夫が約束を反故にしようとしています
【ドイツ在住の方からのご質問】
ドイツ人の方と結婚してドイツにいます。
結婚当初からこどもには日本のアイデンティティも学ばせたいから、小学校のある程度の学年になったら日本の小学校に数年間通わせたいっていうのは元々約束の下で結婚。
しかし、こどもの年齢がだんだん予定の年に近づいてきたら旦那さんが寂しくなってきて、嫌と。それじゃあちょっと仕事もできないし日本に行くのはなぁと渋りはじめた。
どうやったら旦那さんを説得できると思いますか。
ベスト、ベター、バッドで考える
僕なら説得しないな。
その質問者がどっちか分からないんだけど、家族で日本に行きたいんだったら旦那と行かないといけないじゃん。
ご主人がどうしても行きたくないって言うんだったら、僕なら旦那を置いていくかな。
「ベスト」「ベター」「バッド」っていうのを僕はいつも常に考えるようにしてるの。
だから僕も家族で日本一周する時に、僕は家族で行きたかったんだよね。
だけどかみさんはやっぱりこどもの学校を休ませたくないし、塾も休ませたくないからさ。
かみさんと行きたいのは自分だから、かみさんの協力がないといけないわけじゃんか。
だからかみさんも喜んで行くがベスト。
だけどどうしてもカミさんが納得しないんだったらもう置いていこうっていうベターな選択。
バッドは何かって言ったらかみさんが行きたくないからやめるって言うこと。
お前が言うたからやめたんだとかって言うことになってしまうから。
選択肢をいつも三つに分けるようにして、ベストを目指してる。
家族みんなで日本に数年間住むのがベスト。
ベターは旦那さんを置いていく。
バッドは日本に行くことを辞める。
議論の議題を間違えないこと
バッドは選択肢から捨てて考えた方がいいよね。
だからもう行くことは決定事項。
だからどうやって行くかを考えるんであって、行くかどうかっていうのは議題にあげない。
行くかどうかっていうことを議題に上げると、なぜ行くのかっていう話と、なぜ行かないのかっていう話が議題として上がってしまうから。
そうじゃなくて、
あなたは行きたくないんだねと、私は一緒に行きたいんだけどっていうことで行くこと前提で、どう行くかを議論していくって。
議論の前提を間違うともうだめ。
外でご飯を食べるか食べないかじゃなくて焼肉にするか寿司にするかみたいな。
もう行くことは前提なの。
要するに人間って、与えられた議論について議論をするんだよね。
だからもっと上の話をすれば、いやいやついてくるか、それとも私と一緒に仲良く行くのとどっちがいいのっていう風にしたら、もう旦那も来ること前提の議論になるわけでしょ。
じゃあ仕事がないとかって屁理屈言うんだったらさ、あなた向こうで仕事を頑張って探すのと、仕事がないからあなただけこっちに残って仕事を続けるのとどっちがいいのっていう風になるよね。
だって行くことは決まってる事なんだから。いちいち今から蒸し返されても困るし。
感謝の気持ちと寄り添う心
ここでやらなあかんことは、決めたことでしょっていうことを主張するのではなくて、気持ちは分かるよ、ありがとう言ってくれってっていう風に寄り添うこと。
感謝は無敵なんだって。
最初から決まってたじゃないっていう話をすると、年月とともに気持ちが変わることだってあるだろうっていうことで返ってくるわけ。
それは正しいよね。だから正しい玉の撃ち合いを、するんではなくて感謝を伝える。
私のわがまま聞いてくれてありがとうとか、そんなこと言ってないのにありがとうって言ってしまったり。
気持ちわかるよって、私はあなたと行きたいって。
人生は諸行無常だから
この世は「諸行無常」だと。
諸行無常って言うのは盛者必衰の理ありっていう一つとしてさ。
絶対とか不変なものはないよってことだよね。
だから努力すれば報われるとか努力しないから報われないっていうことではなくって。
この世は全部、破壊と再生だし輪廻転生だし。
僕のこの肌だって赤ちゃんの頃からの肌ではなくってさ、新しい角質が壊れて落ちて新しい細胞が生まれて来とるんだし。
川の流れだってずっと昔からこの川は変わらないけど、流れてる水は秒ごとに入れ替わってるわけだから。
売上を上げ続けるとかね、売上を安定させるってのは幻想で、変化を受け入れて自分の人生をとうとうとやっぱ波乗りのように生きてく方が豊かだなぁって言うのが感じたことかな。
そういう一連の最悪な出来事は神様がもっと自分らしく生きなさいというメッセージだなと。
今はもうあの出来事に感謝してるけど、あれがなかったら僕はね「もっともっと病」でもっと売上を作ろう、もっといい車に乗りたいとかもっといいスーツ着たいとか。
人の評価の中で自分で舵をとれてなかったかもわかんないね。
今なんて服はワークマンだし、車はハイエースだし、そういうことに意識が行かなくなったよね。
どんだけ自分らしく生きたか、生きてるのかとか。
どんだけみんながそういう生き方になってくのかっていう方が、教えてく方が嬉しいっていうか。
大切なものも変わったし、嬉しいなと思ってることも思うことも変わったし、出会いも変わっていったよ
試合に負けて勝負に勝てばいい
言ったことを守らないのはもう向こうに試合で勝たしてあげればいいじゃんか。
ごめんねって言えばいいじゃん。
だけど日本に行ければ勝ちなんでしょ。
試合に負けて勝負に勝ったらいいんだからさ。
自分の主義主張を通したいなら、口で勝つことよりも日本に行くと言うことができれば良いんでしょ。
わかりやすく言ったらさ、こどもがバーカバーカって言った時に、バカって言う方がバカなんだってやりあってる大人って見苦しくない?
それでこどもが泣いたらそれ大人が試合には勝っとるやんか。
でも、そうだねおじちゃんバカなんだって言う対応だと、こどもに試合には勝たしとるけどどう考えても周りから見たらさすが懐が深いねってなって勝負にはかってるよね。
言いくるめる必要なんか全くないよね。
だから何に勝ちたいのか。
自分の目的に勝つと言うか、達すればいいわけだからさ。
みんな感情に負けるんだって。
ぶちまけたいだけとかさ。
もう僕だって積もってくるやんか。かみさんにに対するイライラが。
本当はありたい姿ってやっぱりかみさんと仲良くなって、家族と幸せになることなのに、もう思っとることをここぞとばかりにぶわーっと吐き出して、でどうするのって言われたってもう自分がすっきりしただけでさ。
クレームに感謝で対応したら
福島正伸先生が僕は大好きでさ。
批判は感謝に勝てないって言っとるんだよね
当時福島先生の塾に通ってた時に、同じ班になった仲間がいたんだけど。
その人は墓石とかの区画とか設置をやってる会社の社長だったの。
ある時お客さんからクレームが電話かかって来たんだって。
こっちには何も不備はないんだよ。だけど向こうからしてみたら気にいらんことがあったから。
その社長は福島先生の言う通りやってみましたって言って、どんな風にやったのって聞いたら、
ありがとうございます、ありがとうございますって。
もうこんなにうちの会社のことを
叱ってくれるなんて本当にありがたいことですとかって言って。
もう一回教えてください。あ、なるほどでなるほどって言って感謝して。
お前んとこの社員はどうのこうのって言ったら、
僕がいたらなくて気づかなくてすいませんとかって言って。
社員のことまでそんなこと言ってくれるのはあなただけです。
ありがとうございます!って言ったら、最後は「分かればいいんだ」って言って金の請求も何にもなくなって。
分かればいいんだで終わったらしいよ。
でも普通さ、ありがとうございますって言えないじゃん。
何もうちは悪くないですって言いたいじゃんか。
だから僕も今度そういう機会が来たらありがとうございますって言おうって決めてるよ。
そういう風に思う客さんもいるんだなーってことがわかるわけだからさ。
まとめ
じゃあまとめるね。
「ベスト」 「ベター」 「バッド」に分けて考えるって言うことと、
「試合に負けて勝負に勝つ」
もう一つは寄り添う。
批判するんじゃなくって、感謝 ありがとうって伝える。
気持ちを正直に言ってくれてありがとうって。
コツはね、先にありがとうって言うんよ。
何がありがとうなのかなって思って後で考えるんだ。
気持ちを打ち明けてくれてありがとうだし、こどもと一緒にいたいって思ってくれるいいお父さんでありがとうだし。
気持ちが変わるんだっていうことを教えてくれてありがとうだし。
だからありがとうって言って、理由なんて後から探すんだよ。
先に言うってめっちゃ大事だよ。
物事って言うのはこれは100%絶対って言うのはなくってさ。
光と影だし陰と陽だし、世界に争いがあるから平和って言葉があるんであってさ。
世の中から戦争がなくなったら、平和って言葉すらなくなるわけだからさ
だからありがとうっていう言葉だって探せば必ず見つかるはずなんだって。
こんな天気がいい日に伝えてくれてありがとうとかさ何でもあるじゃん。