「離婚したいと言ってしまった」潤弥式良好なパートナーシップの作り方

「離婚したい」。
潤弥さんは理想のパートナーシップがあるけれど、
自身と奥さんの価値観の違いを、どのように違うのかを
はっきりと伝えるためにもそう伝えたそうです。

なぜそのように伝えたのか。
その真意をお伺いしました。

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「理想のライフスタイル」から人生を設計しよう

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「離婚したい」沖縄移住の前にかみさんに伝えたこと

とうじんパパ

潤弥さんもう沖縄に出発されたんですよね?

山崎潤弥
上さんとこども二人を置いて、単身での沖縄移住に向けて今はもう出発してるよ。
出発する前にさ、子供のこともあるし上さんとの関係っていうのは大事だと思ったからさ、感情的にならずに思いを伝えようと思ったの。みんな感情的になるやん。

「お前がこうだこうだ」とかさ「俺はこう思っとんだ」とか。そうじゃなくて俺はこう思ってるよって。
それに対し相手から文句が出るとかそんなんじゃなくって、正直に話したよ。上さんに対していつもイラついてるのは俺なの。結局イラついてるってことは興味関心があるって事だよね。

何も思わないってことは興味関心がないからやん。

とうじんパパ

マザーテレサの名言ですね!愛の反対は無関心だって言う。

山崎潤弥

だから正直に言ったの。
俺はもうお前と居ることが苦痛やと。どうでも良くなりたいって言ったよ。
つまりどうでも良くなるって事は、イラつきもせんってことやんか。

もう一つは仲良くなれるのが理想やけど、俺も散々今までやってきた。

だから「どうでもよくなる」が一番。
「仲良くなるの」が理想。

一番二番って順番は関係ないんだけどね。

三番目が「自己成長」。

自分が自己成長して相手に期待しない。して欲しいとかじゃなくて、自分がもうそれでいいよって、居てくれるだけでいいよって、愛を伝えると言うのが三番。

だけど自己成長は難しいし、どうでもよくなる気持ちになれないから苦しんでるわけやろ。

だったら新しい好きな人を見つけて離婚したいって言う話しをしたの。

 

 

とうじんパパ

すごいこと言いましたね!

 

 

山崎潤弥

上さんと僕は価値観がすごく違うっていうことだよね。価値観が違うということで喧嘩するんだけども、イライラしてるのは俺の方で上さんは何も気にしてないみたい。だけど人生は僕は豊かにするために努力すべきだと思ってるから、家族サミットをやったり、上さんがどんな価値観を持ってるのか、どんな葬儀が理想とかさいろいろ聞いたりしたんだよね。

いろんな取り組みをやってきた中で、結婚してから長く経つからさ。俺の方に疲れがきてるよって言うことを伝えたんだよ。結局俺が執着とか期待があるからイライラするわけだよね。さらに極めつけに「お前は誰か好きな人おらんのか」みたいなこと聞いたわけ。

お前がもっと俺のこと大切にせんと俺は浮気するぞとかそういう駆け引きをしてるわけじゃなくて、俺は辛いんだと。
お前に対して執着があるよと。だからこれは俺の問題だよって。

だけどかみさんがやってることを受け入れる。上さんに期待しないっていう自己成長に疲れてきとるわけやんか。
例えば交通事故に遭いました。相手がぶつかってきました。相手が悪いやんだけど、自己責任にしたら、ちゃんと後ろを見てなかった自分が悪いなともとれるわけでしょ。

だから俺はもっと愛されたいと思ってるし、もっと大事にされたいと思ってるし、もっとお父さんが一番だって言って欲しいけどそういう言葉が全くなくて。
全部はしごを外されるようなことばっかりだし、頑張っても頑張っても何も褒められない。でも褒めてもらうためにやっとるわけじゃないやんか。

夫婦関係は人生の目的で考える

山崎潤弥

人生の目的を自己成長と捉えるんであれば、上さんは最適かもわからないけど、だけど俺も人間やから愛を欲するわけでしょ。その時に「上さん」という課題を取りに一生懸命向き合うことで自己成長して行くのか、「もうええわ」と。逆上がりもこんだけ頑張ったからもう逆上がり辞めるって言うのもありだなっていうことだよね。

人生100年時代なんだからそんなに自己成長にこだわらんでもこんだけ頑張ったんやから自分を許してもいいやんか。

中には潤弥さん潤弥さんって言って寄ってきてくれる人もいるわけだからさ。そのことを言ったわけ。

 

 

とうじんパパ

そしたらどうでしたか?奥さんの反応は。

 

 

山崎潤弥

「はぁー?!」みたいな感じで

「じゃあ私に好きな人作ってその人と付き合えっていうの?」

みたいな。

「そうだ」って言って、そしたら俺も吹っ切れるし、俺だってそんなことを願ってないし望んでないけど、辛いから言っとるんやって。別に責めてるわけじゃないって。

でもそうしたら怒り出したから、俺は辛いって事を言ってるんだって言ったわけ。

上さんも感情的になるし、俺が言ってることと論点と違うことを沢山返してきたわけ。

「だって私がこうやってやったって、お父さんこうでしょ!」とか。私はお父さんがやることに対して何も言わないでしょとか。わかってほしいって言うのも自分の欲やからさ。だからかみさんが筋違いの回答をしてくるわけ。

お父さんやることに何も文句を言ってないじゃんと。だけど俺が望んだのは、俺を自由にさせてくれって言うんじゃなくて俺の事をもっと関心を持って欲しいとか、褒めて欲しいっていうことを言っとるわけでしょ。

価値観の違いと問題を分けて考える

山崎潤弥

でもそれは俺が相手に変わることを求めてるっていうのは絶対幸せにはならないわけじゃんか。じゃあ俺が幸せになる道ってどこにあるかって言ったらさ、

俺が自己成長するか、

上さんのことが嫌いになってどうでもよくなるか

新しい好きな人を見つけるか

しかないわけやんか。だから上さんのことは何も責めてなくて、自分が本当に苦しいっていう胸の内を言ったわけだよね。だから上さんは筋違いの回答をしてきたけども、怒ってるのは分かったわけ。

「なんで結婚したのに離婚するの!?」とか

「なんで結婚したのに新しい人探すの!?」とかって言うんやけど、俺は関心を持ってほしい。大事にしてほしい。

つまり価値観が違うわけだよね。
俺なんて結婚しとって離婚しなくても、愛の交換がない限りは俺にとって無価値なものだし。
上さんにとっては愛の交換がなくったって契約したじゃんっていうこと言っとるわけや。

だから俺も辛いばっかりなわけ。

 

仮面夫婦が嫌だから正直に話をしてみた

 

山崎潤弥

僕の考え方の基本には、自分の人生を幸せに豊かにするために努力をすべきだと思っとるわけだから。

上さんから愛がもらえない以上は、愛をくれる人と付き合うか、もしくは愛をもらわなくても気にならない自分をきちっとバージョンアップさせてくとかでしょ。

上さん以外の人と結婚したって根本解決にはならないでしょ。相手は変わっていくもんだから。そんなこと承知の上なわけよ。だけど今辛いって言ってるわけ。

簡単に言ったらベッドの上で薬とか注射とか手術かやってるけど、もうこれ以上手術して良くなることよりも、もう終わらせて欲しいと、そういう感覚なわけよ。それで上さん怒っとったもんやから、そりゃそうやなと。俺も正直に話せばいいってもんじゃないなとはわかっとったけど。沖縄に向かって出発するし仮面夫婦的なことが嫌だったからちゃんと向き合いたかったから。でも言い過ぎたなと思って、それで「高級チョコレート」で検索してGODIVAをプレゼントしたの。

 

全ては自分の問題だから

 

山崎潤弥

やっぱり喜んで欲しいわけでしょこっちは。必要とされたいわけでしょ。
結局自分を幸せにできるのは自分しかいないからさ。相手が喜ぶことを考えてるだけで自分も幸せな気持ちになってくるんだよね。結局原因を他者とか、例えば上さんとか子供とか上司とか会社とか政治家に求めたってイライラが募るだけじゃんか。他人をコントロールはできないんだから、だったら自分をコントロールできた方がいいわけでしょ。だから僕は少しずつ自己成長して感情をコントロールできるようになってきてるわけじゃん。

全ては自分の問題。

結局は過去の自分と戦っていかないと駄目なんでしょ、自分を幸せにしたかったら。だから上さんという課題を投げ出して楽な方に行きたいのか、それとももっともっと成長にこだわってということを考えた時に、やっぱ上さんともっと向き合おうと思ったんだよね。だって一緒やろ。上さんと別れて新しい人と結婚したって結局は安心を与えてくれなかったら同じところでイライラするわけだからね。

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